8×8マトリックスLEDを点灯させる

解説

8×8のマトリックスLEDを点灯させるには、16本のデジタルOUTピンが必要です。

ArduinoのデジタルInputOutputピンの本数は、14本(pin0~pin13)であり、これだけでは、ピンの数が足りませんが、6本(pinA0~pinA5)あるアナログInputピンは、デジタルInputOutputピンのpin14~pin19として使用することができるので、ピンの数は足ります。

pin0, pin1 は、スケッチのアップロードで使用し、pin13は、他のピンと異なり内部抵抗が付いているため、ここでは、pin2~pin12, pin14~pin18をマトリックスLED制御用に使用します。

マトリックスLEDのアノード側、もしくは、カソード側には、電圧調整用の抵抗を繋ぐ必要があります。今回は、カソード側(ROW側)に、電圧調整用の抵抗を繋ぐことにします。(抵抗値の計算方法は、「LEDを点灯させる」を参照)

部品表

部品名 数量 商品名 参考価格
8×8マトリックスLED 1 赤色ドットマトリクスLED[8x8ドット] OSL641501-ARA 200円
150Ω抵抗器 8 カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 150Ω 100本100円
Arduinoボード 1 Arduino Uno 2,780円
ブレッドボード 2 ミニブレッドボード BB-601(白) 250円
ジャンパーワイヤ 適量 ジャンパーコード(オス-オス)セット 100mm49個
150mm8個
200mm4個
250mm4個
のセット200円

接続表

マトリックスLED Arduino側
ピン番号 ピン名称 ピン番号
1 R5 Digital 6
2 R7 Digital 8
3 C2 Digital 11
4 C3 Digital 12
5 R8 Digital 9
6 C5 Analog 1
7 R6 Digital 7
8 R3 Digital 4
9 R1 Digital 2
10 C4 Analog 0
11 C6 Analog 2
12 R4 Digital 5
13 C1 Digital 10
14 R2 Digital 3
15 C7 Analog 3
16 C8 Analog 4

接続例

配線確認

サンプルコード

実行

ダウンロード

配線確認スケッチファイル

ダイナミック制御

サンプルコード

実行

ダウンロード

ダイナミック制御スケッチファイル

参考

Arduinoをはじめよう Massimo Banzi (著) 船田 巧 (翻訳)