ステッピングモータを動かす(ステッピングモータ、モータドライバ使用)

解説

ステッピングモーターは、1ステップで回転する角度が決まっているので、回転角の制御や回転速度の制御を簡単におこなうことができます。

ステッピングモーターの制御のために必要なArduino側の端子の数は、ステッピングモーター用ドライバを使用しない場合には、 4ですが、ステッピングモーター用ドライバを使用すると、2になります。
また、ステッピングモーター用ドライバを使用すると、ステッピングモータへの入力電圧を外部電源から供給することができます。

ステッピングモーターは、ステップの周波数を上げすぎると、脱調とよばれる、コイルの磁化の回転と軸の回転とが同期しない状態になります。

部品表

部品名 数量 商品名 参考価格
モータードライバ 1 バイポーラステッピングモータ用ドライバIC TA7774PG 100円
ステッピングモーター 1 ステッピングモータSPG20-1362 250円
ボリューム 1 小型ボリューム 10KΩB 50円
Arduinoボード 1 Arduino Uno 2,780円
ブレッドボード 1 EIC-801 250円
ジャンパーワイヤ 適量 ジャンパーコード(オス-オス)セット 100mm49個
150mm8個
200mm4個
250mm4個
のセット200円

接続表

TA7291P側  Arduino側 ステッピングモーター側
ピン番号 ピン名称 ピン番号 ピン名称 配線の色
1 Vs2a 5V - -
2 Vcc 5V - -
3 INa Digital 7 - -
4 GND GND - -
5 GND GND - -
6 INb Digital 6 - -
7 PS GND - -
8 Vs2b 5V - -
9 Vs1b 外部電源端子 - -
10 φB - φ2
11 φ~B - φ~2
12 GND GND - -
13 GND GND - -
14 φ~A - φ~1
15 φA - φ1
16 Vs1a 外部電源端子 - -

接続例

サンプルコード

実行

ダウンロード

サンプルスケッチファイル

参考

Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ 小林 茂 (著)