アサーションを有効にするには

assertステートメントの使用

assertステートメントは、デフォルトでは、無効になっています。以下の手順で有効にできます。

① Android Virtual Device をひとつ立ち上げておく。もしくは、Android 端末をひとつUSB接続しておく。

② コマンドプロンプトにて、以下のコマンド文を実行する



これ以降、Eclipseからデバッグ実行したプログラムは、assert ステートメントの条件式が偽になった場合に、assert行で、中断します。

※ Androidのデバイスがひとつも存在していない、もしくは、Androidのデバイスが2つ以上存在していると、②のコマンドは失敗します。

※ adbコマンドは、android sdk の platform-tools フォルダの下にあります。
環境変数PATHにplatform-tools フォルダのパスが登録されていない場合(いわゆるパスが通っていない場合)は、環境変数PATHにplatform-tools フォルダのパスを登録する(いわゆるパスを通す)か、コマンドプロンプトにて、CDコマンドでカレントディレクトリをplatform-toolsに移動した後、上記のコマンド文を実行します。

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JUnitのAssert.assertTrueステートメントの使用

assertステートメントは、上記手順で有効にできますが、いちいちコマンドプロンプトからコマンド文を実行するのは、面倒くさいです。

JUnitのAssert.assertTrueステートメントは、デフォルトで有効なので、面倒くさい手順が不要です。

※JUnitのAssert.assertTrueステートメントの場合には、条件式が偽になった場合には、Assert.assertTrue行ではなく、より内部の処理で中断するので、どこのAssert.assertTrueの条件式が偽になったのかを知るには、呼び出し履歴を多少たどる必要があります。

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