I2C接続のLCDに文字列を表示する

解説

「I2C LCD の仕様書」に従い、I2CLiquidCrystalクラス を作成しました。

作成したI2CLiquidCrystalクラスを利用してI2CLCDに文字列を表示します。

秋月電子にて販売されている「I2C接続小型キャラクタLCDモジュール(16x2行・3.3V/5V)ピッチ変換キット」を使用しました。

部品表

最低限必要なものは「ハードウェアのセットアップ」参照

部品名 数量 商品名 参考価格
I2C接続LCD 1 I2C接続小型キャラクタLCDモジュール(16x2行・3.3V/5V)ピッチ変換キット 550円

LCDモジュールのピンをはんだ付けします。


I2C端子のSDA、SCLはプルアップする必要があります。
変換基板上の抵抗を使用して、SDA、SCLをプルアップするために、変換基板裏面の右下の2か所のハンダジャンパーパッドにハンダを盛ってショートさせます。

接続例

SDAピンとしてIO4、SCLピンとしてIO5 を使用した場合の接続例

クラスファイルの作成

「I2CLiquidCrystal.h」というファイル名で、以下の内容のファイルを作成します。

サンプルコード

クラスファイル「I2CLiquidCrystal.h」は、サンプルコードファイルと同一フォルダにコピーします。

実行

「Hello World!」と経過秒数がLCDに表示されます。

ダウンロード

サンプルスケッチファイル