Sambaのインストールと設定と接続

解説

別のマシンから、ファイル操作をできるようにしておくと、何かと便利なので、Sambaをインストールします。

Sambaのインストール

まず、最新のパッケージリストを取得します。
以下のコマンドを実行します。



Sambaをインストールします。
以下のコマンドを実行します。



インストールが完了するまで待ちます。

Sambaの設定

Sambaの設定をします。

Sambanの設定をする際のテキストエディタとして nano (nano – Text editor) を使用することとします。
nanoをインストールしていない場合は、以下のコマンドを実行し、nanoをインストールします。



一例として、以下の設定の共有フォルダを設定します。
・共有名 : ログインユーザー名
・共有するディレクトリ : /home/ログインユーザー名
・読み込みだけでなく、書き込みも可能
・クライアントからの接続は、ゲスト接続
・サーバー側では、ファイル操作を、ログインユーザー名によって実行

以下のコマンドを実行し、Sambaの設定ファイルをnanoで開きます。



設定ファイルの末尾に、以下を追加します。


※「ログインユーザー名」は、Jetson nano のログインユーザー名に置き換えます。

「ctrl + o」を押下し、ファイルを上書き保存します。
「ctrl + x」を押下し、ファイルを閉じます。

設定変更の適用

編集した設定ファイルの設定を適用します。



とコマンドを入力、実行すると、編集した設定ファイルの設定が適用されます。

Windowsパソコンからの接続

Windowsパソコンから接続します。

エクスプローラーを用いて、ホスト名で接続します。
パス入力欄に、
\\[Jetson nano のホスト名]
と入力し、接続します。

共有フォルダが表示され、ファイル読み込み、ファイル書き込みができることを確認します。