拡張編 03.ソフトウェアの車載カメラ対応

(「Raspberry Pi 1」を使用した、古い情報です。
 新しい情報は、「ホーム > フィジカルコンピューティング > RCタンクを作る(Raspberry Pi 3)」にまとめています。)

RCタンクを操縦する画面にカメラ映像が表示されるようにするRaspberry Pi のプログラムの変更

概要

ハードウェア仕様、および、ソフトウェア仕様、に従い、Raspberry Pi のプログラムを実装します。

動画ストリーミングソフトウェアのインストール

Raspberry Pi に MJPG-streame をインストールしていない場合は、まず、MJPG-streamer をインストールします。

WEBカメラで動画ストリーミング

HTMLファイルの作成

「RCタンクを作る」で作成した HTMLファイルを、WEBカメラ映像も表示されるように変更します。

「RCタンクを作る」で作成した「/home/pi/work/webiopi」フォルダの「rctank.html」をコピーし「rccameratank.html」というファイルを作成し、以下の記述を追記します。
※IPアドレスは、Raspberry Pi の無線LANのIPアドレスを指定します。

「rccameratank.html」の全内容は以下です。

WebIOPi サービスの設定の変更

Webブラウザからアクセスしたときに、作成したHTMLが表示されるように、WebIOPi サービスの設定を変更します。

WebIOPi サービスの設定は、「/etc/webiopi/config」ファイルに記述されています。

以下のコマンドを実行し、「/etc/webiopi/config」ファイルを開きます。

[HTTP] セクションを探し、[HTTP] セクションの「doc-root =」、「welcome-file =」を以下のように書き換えます。

編集し終えたら、
Ctrl + O
で上書き保存し、
Ctrl + X
で nano を終了します。

ダウンロード

プログラムファイル

関連ページ

前項目:拡張編 02.車載カメラの搭載

次項目:番外編 04.車載カメラ搭載RCタンク デモ